当社再編についてのお知らせ

当社は、2017年4月1日から、ISP事業・WEBサービス事業を中心とするコンシューマ向け事業会社(ニフティ株式会社)とクラウド事業を中心とするエンタープライズ向け事業会社(富士通クラウドテクノロジーズ株式会社)に再編することとなりました。 詳細につきましては、ニュースリリースをご確認いただきますようお願い申し上げます。

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イクボスと共に考える、これからの働き方

インタビュー風景

社員対談

イクボスと共に考える、これからの働き方

長谷川 晃司(企画・営業)・上田 真弓(企画・営業)・宇佐美 貴史(企画・営業)

インタビュー風景

-今日は、厚生労働省主催のイクボスアワード(※)でグランプリを受賞した長谷川部長をはじめ、育児をしながら働いている社員に集まっていただきました。まずは自己紹介をお願いします。

長谷川 インターネットが盛り上がってきた2000年に中途入社し、ニフティ歴15年です。今はスマートデバイスサービス部という、スマートフォン向けのサービスを提供する部署で部長をしています。 子どもは1歳半の男の子が1人。元気な盛りです。

上田 私は長谷川さんと同じ2000年の中途入社で、ニフティは男女関係なく活躍できそうな会社だと思ったのと、コンテンツを作りたくて入りました。 現在はスマートデバイスサービス部の課長として、「ココログ」や新規サービスを担当しています。生傷の絶えない、5歳の息子がいます。

宇佐美 2005年の新卒入社です。ちょうど「ココログ」が話題になっていた頃で、ユーザー発信のサービス企画をしたくて入社し、念願かなって「ココログ」の企画と運用を担当しました。 今は長谷川さんと上田さんという上司のもと、新規サービスを担当しています。昨年男の子が生まれまして、今7カ月です。この4月に、現在育休中の妻が仕事に復帰するので、保育園に通う予定です。

イクボスアワード:厚生労働省のイクメンプロジェクトが育児を積極的に行う男性=「イクメン」を応援し、男性の育児休業取得を促進する活動の一環として実施しているアワードで、部下の育児と仕事の両立を支援する管理職=「イクボス」を企業などからの推薦によって募集し、表彰するもの。

とにかく時間を意識するようになりましたね。仕事でもプライベートでも、即断即決、全力投球を心がけています。

インタビュー風景

-子どもが生まれると生活がガラリと変わりますよね?

長谷川 はい。もともと管理職なので時間に縛られてはいなかったのですが、子どもが生まれたのをきっかけに、時短勤務を始めました。 当社は基本的に9時出社ですが、子どもを保育園に送ってから10時頃に出社し、帰りは19時までには会社を出るようになりました。 飲み会は激減したし、残業もしなくなりましたね。保育園への送りを含めて朝が自分の担当で、子どものお風呂や洗い物は自分がやるようにしていますが、お迎えや夕食など夜は妻が中心に、という感じです。

上田 子どもが生まれる前はいつも残業していましたが、育休から復帰後は保育園の送迎があるので出社が遅くなり、残業もできなくなりました。 時間がないので、1つのアクションで複数のタスクをこなすように心がけています。社内で移動する際にごみを捨てつつ、コピーを取って、書類を提出する、というような(笑)。 家でもとにかく効率化ですね。通勤時間を減らすために、引っ越しもしました。

長谷川 私も子どもが生まれたタイミングで会社の近くに引っ越しました。妻の実家にも近いところに。

宇佐美 今は妻が育休中なので、お二人ほど制限はないですが、それでも時間は意識するようになりましたね。 残業して帰ると妻と子どもが先に寝ていて、テーブルにごはんが置いてあったりすると、これでいいのか……と自分に問いかけてしまいます。 家事も効率的にするために、ルンバと乾燥機能付きの洗濯機を新調しました。

-みなさん、時間をかなり意識されていますね。特に管理職で時短勤務というのはすごいな、と思ってしまうんですが、長谷川さんや上田さんが時短勤務を始めた時、まわりの反応はどうでしたか?

長谷川 (管理職での時短勤務は)ニフティで初めての例だったのかな。わりと周囲は好意的だったと思います。かといって褒められるわけでもなかったですが(笑)。 私の上司も「まあいいんじゃない」という感じだったし、もともと、時短勤務をしている社員が比較的多い部署だったので。

上田 私は育児休暇から復帰して、時短勤務をしていたなかで管理職になったので、特別な反応はなかったです。また当時は気にしないようにしてましたね。 後になって、一部の女性社員から好意的な反応があったと聞きました。初めは、自分が時短勤務をしながら、残業している部下をマネジメントできるかどうか心配でしたが、同じ部の他の課長が協力しあってサポートしてくれました。

-まわりに時短経験者や応援してくれる人がいるのは頼もしいですね。それでもやはり、育児で大変だったことってありますか?

宇佐美 うちの子は健康優良児で、今のところ病気もほとんどしたことがないんです。 ただ、仕事が忙しく不在がちだった時期に、僕の顔を見て「誰?」という表情をされることがあって、父親の役割ができてないのかなと凹みました……。

長谷川 お風呂は入れてないの?

宇佐美 休日しか入れてないんです。妻に任せっきりになっているところがあるので、もっと家族とコミュニケーションをとるようにしたいです。

上田 先日、私以外の家族全員がインフルエンザになってしまったときは、子どもと実家に帰って、私はそこから片道2時間かけて通勤していました。実家が遠いので自分自身もちょっと大変でしたね。 仕事でもプライベートでも、時間のバッファがないので何事も後回しにできないのが大変だと感じます。できるだけ即断即決し、次に持ち越さないように心がけています。

長谷川 家と職場の距離はかなり重要だと思いますし、うちの場合は、家から近い保育園に入れたので本当によかったです。あとは割りと年を取ってから生まれた子どもなので、知識と経験を活かして解決できることが多いのはよかったかな。

-宇佐美さんと長谷川さんは育児をする男性=「イクメン」ですが、自分が「イクメン」と呼ばれることについて、どう思いますか?

宇佐美 悪い気はしないし、率直にうれしいですが、プレッシャーに感じることもあるかな。 「イクメン」という言葉がなくなるくらい、男性の育児参加が特別なことじゃなくなるのが一番いいと思います。

上田 (育児をしている女性として)個人的には、「それで?」という感じですが、そう呼ばれることで、男性が育児に参加しやすくなるのであればまあいいかなと(笑)。

長谷川 個人的には恥ずかしいですね……。とはいえ、「イクメン」という言葉が果たした社会的な意義はそれなりに大きいと思っています。 女性は逆に「ワーママ」と言われるのはどうなの?男性が「イクメン」と言われるのと同じ感覚なのかな。

上田 「OL」と言われるのと同じ感じですかね。特に何とも思わないし、自分でも言いません。

長谷川 男性は、どんなに働いても「ワーパパ」と言われないですよね。男性は働きながら子育てすると「イクメン」と言われて、女性は子育てしながら働くと「ワーママ」と言われる。 世間的には役割が違うと思われているのが根底にあるのかなあ。

上司の「イクボス」の受賞を妻が喜んでくれたんです。新しい働き方を受け入れてくれそうな会社に夫が勤めているのがうれしいと。

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-ところで、長谷川さんはイクボスアワードでグランプリを受賞されましたが、何か反響はありましたか?

長谷川 大学の同級生や、昔からの知人から反応がありました。女性の方が好意的な反応でしたね。親には特に言ってなかったのですが、親戚がたまたまテレビのニュースを見ていて、ばれました。

宇佐美 不思議なのですが、女性は「イクメン」には微妙な反応で、「イクボス」には好意的だと思うんです。というのも、長谷川さんの受賞を、うちの妻が喜んでくれたんです。 新しい働き方を受け入れてくれそうな会社に夫が勤めていることがうれしいと。 今後、共働きしやすいのでは、と感じてくれています。なおかつ、うちの子どもが生まれたときに長谷川さんがプレゼントをくれたのも効いていて、受賞と合わせて長谷川さんの株が上がっています(笑)。

長谷川 イクボスは、女性にとって違うメリットがあるからかな。「イクメン」は自分と対等だけど、例えば夫の上司が「イクボス」だと、自分や夫が働きやすいという期待感があるのかもしれない

-受賞について、男性からの反応はどうでしたか?

長谷川 そうですね……思ったのは、男性は「イクメン」と「イクボス」の区別が付きにくいようです。 今回は自分の育児を表彰されたわけではないのに、「育児をがんばってるらしいね」と声をかけられて、「違うのになあ」と思います。 どうやら「イクボスは、イクメンのもっとすごいやつ」という理解みたいです(笑)。

宇佐美 男性のほうが感度が低いのかもしれませんね。

長谷川 知人の女性で、受賞を知って、厚生労働省の詳細な資料まで読んで連絡をくれた人がいました。女性の方が「イクボス」への関心が高い傾向があるようです。

-「イクボス」は、育児に限らず、趣味など仕事以外の活動に対しても理解がある上司のことを指しています。

長谷川 私自身、もともと趣味やプライベートを重視するタイプでした。一日休みをとるのに、理由は育児でも旅行でも同じだと思う。育児だからといって特別扱いしすぎない方がいいと思います。

-お子さんが生まれる前と後で、管理職としてマネジメントに変化はありましたか?

長谷川 もともと、無駄なことはしたくないタイプで、部下にもそうあってほしいと思っていました。変わったのは、もっと効率的にできるよう、任せたりするようになったところかな。

宇佐美 部下から見ても、以前から長谷川さんは効率性を重視する方だと思っていましたが、お子さんが生まれてより拍車がかかった気がします。

上田 私もそう思いますね。

長谷川 部下の評価にしても、あまり変化はなかったと思います。数字だけでなくプロセスも評価していますが、大切なのは取り組んだ時間の長さではなく、実際に何をやったかだと思います。むしろ、現在の市場環境の中で戦っていくには、そういう働き方をしないと勝てないと、ここ数年実感しています。 効率化のためというより、新しい価値を生み出すために、という気持ちが大きいです。

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あまり働き方の自由度が高すぎても、組織としてパフォーマンスを上げられるかが課題ですよね。バランスの見極めが難しい。

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-子どもの有無や男女を問わず、育児中の社員への理解を深めるために、管理職に対してもっと変わって欲しいと思うことはありますか?

宇佐美 管理職の方に子どもがいるかどうかによってアプローチが変わってくるかなと思いますが、管理職同士で、時間や働き方に関する意識や、社員としてあるべき姿を議論したり、意識をすり合わせたりすることが必要じゃないかなと感じます。

長谷川 ニフティの中でも、BtoBなのか、BtoCなのか、担当するサービスの性質によって意識が変わってくると思うので一概には言えず難しいですね。個人的には、その部署やチーム内で育児をしている社員の数が鍵を握ると思います。 数が増えてくると、うまく役割を分担し、各々の強みを引き出して成果を出さないと管理職として評価されなくなるので。もっと成功例が欲しいところです。

-管理職自身の意識によって、その下で働く部下の育児のしやすさは変わるし、その上担当するサービスによっても状況が異なる。難しいところですよね。

長谷川 男性社員の育休取得についてはまだ課題があることも事実ですが、「育休」という選択肢以外に、今ある時短勤務や在宅勤務、有給休暇などの制度を組み合わせて育児をするところから始めてもよいのではないかと思います。 キャリア面での不安も少ないし、給与面でも助かるし、より継続的に育児をすることもできると思うので。

宇佐美 柔軟な勤務体系ということで、既存の制度の組み合わせでできますね。育児休暇を取るか取らないか、0か1か、という選択ではなく。

-なるほど、育児を理由にいろんな勤務形態を選択できるというのはありかもしれません。育児以外だと、ニフティでは介護による在宅勤務が認められていますね。働き方の自由度が上がることについては、どう思いますか?

上田 個人的には、これから育児や介護だけでなく、大学院に行きたいので2年休むとか、柔軟な働き方が求められる時代になっていくと思います。

長谷川 ニフティの今ある制度でも、働き方の自由度を上げることはできそうです。ただ、あまり自由すぎても、組織としてパフォーマンスを上げられるかが課題ですよね。 部署や職種によって最適なバランスが違うし、短期的に成果が出たとしても、ちゃんとその組織にフィットしていないと長期的には成果が下がるかもしれない。 一人のパフォーマンスが上がったとしても、組織全体ではどうなのか。そのあたりのバランスは重要だと思います。

宇佐美 個人によってもスタイルがあって、それぞれ違いますよね。

長谷川 重要なのは、組織全体としてパフォーマンスが上がること。そのために、個人と個人を組み合わせることを考える。個性を活かしつつ、バランスを取りつつ。 こう考えると、「イクボス」というのは、「育児」に限らない、管理職としての本質的なスキルが求められる存在だと思います。

-管理職の方にとっては、年代的に「介護」も気になるところではないでしょうか。

長谷川 それは思います。自分自身が時間制約のある身になる可能性を自覚することが、働き方について考えるきっかけになるので、管理職の意識を変えるにはそのアプローチがいいかもしれない。 理由はそれぞれ違っても、時間制約がある中で成果を上げるという課題は同じですから。

上田 育児や介護と仕事の両立に関するノウハウを組織として共有できていると良いな、と思いますね。

ニフティはサービスの振れ幅が大きいのが面白いと思います。多様性を大切にしてている会社ということを知ってほしいですね。

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-ところで、そんな「イクボス」長谷川さんの部署で開発されたスマホアプリ「おたよりBOX」が好評ですが、今後の子育て世代に向けた作戦はありますか?

上田 まだ詳しくはお話しできませんが、まさに今、宇佐美さんと新しいサービスを考えています。

宇佐美 僕自身が新しいライフスタイル、価値観に変わろうとしているところなので、それをサービスのコンセプトとして出していければと思っています。

-それでは最後に、みなさんから一言ずつお願いします!

上田 同じ成果を出したときに、残業時間の多い少ないではなく、イクボスはシンプルに成果で見てくれるところがよいと思います。

宇佐美 せっかくイクボス二人の下で働けているので、自分もこの流れに入れるようにがんばりたいです。長谷川さんのようになるのが目標ですね。

長谷川 ニフティは、「ニフティクラウド」みたいな企業向けのかっちりしたサービスから「デイリーポータルZ」まで、サービスの振れ幅が大きく、いろんなタイプの社員がいるのが面白いと思います。 ダイバーシティというと堅いけど、自然な形で多様性を大切にしている会社であることは、ニフティで働きたいと考えている人にはぜひ知っていていただきたいですね。

※年齢は対談当時のものです。

社員紹介

  • 宇佐美 貴史 宇佐美 貴史 企画・営業 WEBサービス
  • 長谷川 晃司 長谷川 晃司 企画・営業 WEBサービス
  • 上田 真弓 上田 真弓 企画・営業 WEBサービス

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