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ニフティ、ホームネットワークとクラウドを結ぶサービス事業者向けプラットフォーム 「スマートサーブプラットフォーム」を提供開始

プレス

2014年9月18日
ニフティ株式会社

ニフティ、ホームネットワークとクラウドを結ぶサービス事業者向けプラットフォーム
「スマートサーブプラットフォーム」を提供開始

ニフティは、ホームネットワークとクラウドを結び、さまざまなサービスの提供に活用できるサービス事業者向けプラットフォーム「スマートサーブプラットフォーム」を、本日9月18日(木)から提供開始します。

昨今、“Internet of Things(モノのインターネット)”というキーワードのもと、パソコンやスマートフォンなどの情報・通信機器だけでなく、世の中に存在するあらゆるものがインターネットに接続される世界とその市場に注目が集まっています。家庭においても、その利便性からインターネットに接続して利用できる家電・AV機器・住宅設備の普及が進みつつある一方で、利用者側ではネットワーク設定に関する課題や、他者による通信の覗き見や不正アクセスなど、セキュリティに関する課題が挙げられています。

<「スマートサーブプラットフォーム」の利用イメージ>

「スマートサーブプラットフォーム」の利用イメージ


「スマートサーブプラットフォーム」は、当社の個人向けネットワークサービス「スマートサーブ(注1)」の提供に利用しているシステム基盤を、サービス事業者向けに提供するものです。
小型の専用機器(以下、サービスアダプター)を宅内のLANにつなぐだけで、ホームネットワークと当社データセンター内のクラウド環境をVPNで接続できるため、サービス事業者は、利用者に複雑なネットワーク設定を強いることなく、クラウド上で構築したシステムから各家庭に向けてさまざまなサービスを提供できるようになります。
また、通信の暗号化方式にはIPsecを、VPNの接続方式にはL2VPN(注2)を用いているため、セキュアなネットワーク環境下で、TCP/IPを含むさまざまなプロトコルによる双方向かつフラットな通信が可能です。これにより、ECHONET Lite(注3)対応機器などにもクラウドから直接接続できます。

なお、本日時点でサービスの提供に利用できるクラウド環境は、当社が提供するクラウドサービス『ニフティクラウド(注4)』です。今後は、他社のクラウドサービスにも対応する予定です。

「スマートサーブプラットフォーム」の概要は以下のとおりです。

■「スマートサーブプラットフォーム」の概要
○特長
・ISPフリー
「@nifty」以外のインターネット接続サービスを利用している家庭でも接続可能です。

・簡単接続
家庭内のブロードバンドルーターにサービスアダプターをつなぐだけで、ホームネットワークとクラウドが接続されます。サービスアダプターの設定に関する情報は、当社が集中管理します。

・TCP/IP以外の通信も利用可能
VPNの接続方式にL2VPNを採用しているため、TCP/IP以外のプロトコルでも双方向かつフラットな通信ができます。これにより、ECHONET Lite対応機器などにもクラウドから直接接続できます。

・万全のセキュリティ
IPsec による暗号化で、センシティブな情報の通信にも安心して利用できます。

○提供内容
<基本提供内容>
・スマートサーブセンターを経由したサービスアダプターの接続ネットワークと、クラウド間のレイヤー2による通信中継機能
・仮想ネットワークインターフェース制御を行うための接続制御API
・管理ツール(サービスアダプターの登録/解除、登録情報照会など)
・「スマートサーブプラットフォーム」に関する各種お問い合わせサポート
※ 利用者へのサポートはサービス事業者で実施。

<サービスアダプターの提供内容>
・100台単位でのロット販売
※ 利用者へのサービスアダプターの提供は、サービス事業者で実施。

○活用例
・ネットワーク家電の接続環境として活用
・体重計や血圧計、体温計などのデータを分析し、毎日の健康をチェックできるサービスのシステム基盤として活用
・各種センサーを活用した遠隔見守りサービスのシステム基盤として活用

○採用実績
・フューチャーシティソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山岸 憲一)が、2013年8月に提供を開始した「フューチャーシティHEMS」( http://www.futurecity.co.jp/ )のネットワークおよびサービス提供基盤として採用。

・国立大学法人東北大学と公立大学法人宮城大学が実施を予定している実証実験「前立腺がん患者の術後合併症の増悪予防効果とQOL(注5)向上を目指したテレナーシング(注6)介入効果」<臨床試験登録番号:UMIN000014608>で活用する「テレナーシングモニタリングシステム」( http://www.med.tohoku.ac.jp/news/2588.html )<開発提供元:イーシェアソリューションズ株式会社(本社:仙台市青葉区、代表取締役社長:橋 昌勝)>のネットワークおよびサービス提供基盤として採用。

○基本利用料金(すべて税抜)
項目
料金
詳細説明・備考
サービス登録料
(初期費用)
200,000円
・登録サービスごとに料金が発生
サービス基本料
(月額費用)
100,000円/月
・「スマートサーブプラットフォーム」の基本提供内容の利用
  ※ 障害連絡等の運用サポートは24時間365日(メール、Web)
  ※ 障害以外のお問い合わせサポートは当社営業日の9時〜17時(メール)
サービスアダプター
購入料
16,000円/台
・100台単位で販売
・保証期間は納入後2年間
サービスアダプター

接続料(月額費用)
400円/月
・クラウドと通信するデバイスは1台まで(2台目以降:100円/月・台)

※ そのほかに『ニフティクラウド』(サービス提供クラウド)の利用料金が発生。

○オプションサービス利用料金(すべて税抜)
項目
料金
詳細説明・備考
プレミアムサポート
200,000円/月
・障害連絡等の運用サポート24時間365日(電話対応)
各種カスタマイズ
個別見積
・管理ツールなどのカスタマイズ



そのほか、「スマートサーブプラットフォーム」に関する詳細は以下サービスページをご確認ください。

○サービスページアドレス:http://smartserve.nifty.com/oem/

当社は、これからも「ニフティとなら、きっとかなう。With Us, You Can.」というコーポレートメッセージのもと、スマートな社会の発展に役立つサービスの提供に努めていきます。


注1)「スマートサーブ」
当社が2013年10月に提供を開始した、宅内のLANに接続されたさまざまな機器を外出先から安全かつ手軽に操作できるネットワークサービス。最大10台の端末から同時に宅内のLANに接続できる「モバイル接続機能」、宅内のLANに接続された機器を一覧で参照できる「接続機器管理機能」を提供。
・サービスページアドレス( http://smartserve.nifty.com/

注2)L2VPN
Layer2 Virtual Private Networkの略。遠隔地にあるLAN同士を接続するためのネットワーク技術。遠隔地のLANに繋がれた機器同士を、あたかも同じLAN内にあるかのように接続して通信できる。遠隔地間のネットワーク構築が容易、IP以外のプロトコルの利用が可能などの特長を生かし、主に企業の拠点間ネットワークなどで利用されている。

注3)ECHONET Lite
エコーネットコンソーシアム( http://www.echonet.gr.jp/ )が策定したスマートハウス向け制御プロトコルおよびセンサーネットプロトコル。

注4)『ニフティクラウド』
当社が提供するパブリック型クラウドコンピューティングサービス。仮想化されたサーバーリソースを必要なときに必要な分だけ、オンデマンドで利用可能。2010年にサービスを開始して以来、3,000件以上の利用実績(2014年4月末現在)があり、SLA99.99%の高信頼性が特長。
・サービスページアドレス( http://cloud.nifty.com/

注5)QOL
Quality of Lifeの略。個々の人間がどれだけ人間らしく満足した生活を送れているかを評価する概念。医療や介護の現場においても重視されている。

注6)テレナーシング
電話や電子メールなどの情報通信手段を利用して、遠隔地の患者に看護サービスを提供する遠隔看護の仕組み。

以上

●「スマートサーブプラットフォーム」に関するお問い合わせ窓口
 お問い合わせフォーム: http://smartserve.nifty.com/rd/contact.htm

※ 製品名、サービス名などは一般に各社の商標または登録商標です。

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