ニフティ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:三竹 兼司)は、IoTに必要な各種機能を『ニフティクラウド』上の機能として提供する「ニフティクラウドIoTプラットフォーム」を大幅に拡充します。本日から、機械学習機能およびデータ可視化機能の試用版と、「ニフティクラウド スクリプト」および「ニフティクラウド IoTデバイスハブ」の正式版を提供します。機械学習機能とデータ可視化機能は、試用版利用者からのフィードバックをもとに改良し、2017年春に正式版を提供する予定です。
今回の機能拡充により、IoTデータの収集、蓄積、分析から分析結果に応じたタスクの自動実行まで、一連のIoTデータ活用プロセスをワンストップで実施可能になります。
| <「ニフティクラウドIoTプラットフォーム」> |
 |
■提供機能(1)「ニフティクラウド Machine Learning」(トライアルα版)| | 高度な専門知識を持たなくても機械学習を実行できる機能。教師あり学習(注1)に対応し、データの前処理や分析モデル構築、アプリに適用するためのAPI化が可能。 |
(2)「ニフティクラウド Data Visualizer」(β版)| | 収集したデータをBI(ビジネスインテリジェンス)(注2)として可視化する機能。 |
(3)「ニフティクラウド スクリプト」(正式版)| | サーバーを用意することなく、コントロールパネルからサーバーサイドスクリプトを設置、実行できる機能。 |
(4)「ニフティクラウド IoTデバイスハブ」(正式版)| | IoT化したいデバイスにSDKを組み込みクラウド側で認証し、各デバイスやデバイスに紐づく個々のユーザーを管理できる機能。デバイスからオン/オフ情報や画像などのデータを収集し、制御することが可能。 |
「ニフティクラウドIoTプラットフォーム」は、モノから得たデータによりビジネスプロセスを自動化し効率性を向上させたり、データ分析をマーケティングに生かし収益拡大につなげたりするなど、IoTを活用したビジネス革新に取り組む企業をシステム面から支援するクラウドサービスです。IoTに必要なシステムをクラウド上で機能として提供することで、費用削減と開発スピード向上を実現します。今後は、より高度な分析機能や、機能同士の連携を容易にする機能の提供を予定しています。
当社は、IoT活用支援サービス「ニフティIoTデザインセンター」での多数の商談から、IoTの価値はいかにデータを活用するかにあると考えています。ビジネス仮説に基づいてターゲットデータを設定し収集データを分析して仮説検証するサイクルを継続的に回すことが、IoTから価値を引き出すための重要なポイントです。
当社は、これからも「ニフティとなら、きっとかなう。With Us, You Can.」というコーポレートメッセージのもと、「ニフティクラウドIoTプラットフォーム」を活用してIoTに取り組む企業を支援していきます。
■提供機能の詳細(1)「ニフティクラウド Machine Learning」(トライアルα版)| ○機能名 | : ニフティクラウド Machine Learning (読み:ニフティクラウド マシンラーニング) |
| ○機能ページ | : http://cloud.nifty.com/promo/machine_learning/ |
| ○提供開始日 |
| ・トライアルα版 | : 2016年10月25日(火) |
| ・正式版 | : 2017年春を予定 |
| ○機能概要 |
・入力データを機械学習の分析モデルに適したかたちに整形する(データ前処理)。 ・教師データをもとにパラメータを最適化し分析モデルを構築する(分析モデル構築)。 ・分析モデルを自動でAPI化する(自動API化)。 |
| ○特長 |
・分析モデルを容易に構築できる、直感的で使いやすい専用GUI。 ・データ整形や分析モデルのパラメータ最適化など、機械学習に必要なプロセスをあらかじめ機能として実装。 ・分析モデルを自動でAPI化するため、アプリ実装が容易に可能。 |
| ○利用料金 |
| ・トライアルα版 | : 初期費用、月額費用ともに無料 |
| ・正式版 | : 未定 |
| ○利用方法 |
| 機能ページから申し込み後、別途提供される試用版『ニフティクラウド』コントロールパネルにログインして利用開始。 |
| ○利用例 |
・IoTデバイスから取得した稼働状況ログを分析し、デバイスの異常を予測するモデルを構築して遠隔監視する。 ・商品情報と顧客の購買情報を分析し、購買可能性の高い商品をおすすめする。 |
(2)「ニフティクラウド Data Visualizer」(β版)| ・ | 『ニフティクラウド』上のデータベースやストレージに格納されたデータをグラフやマッピングで可視化する。 |
| ・ | 指定した間隔で各種データストアからデータを取得し、事前に設定した値を超えた場合はメール送信やWebhook(注3)リクエストが可能(アラート機能)。 |
| ○特長 |
| ・Webhookリクエストにより、次のタスクへのトリガーになることが可能。 |
| ○利用料金 |
| ・β版 | : 初期費用、月額費用ともに無料 |
| ・正式版 | : 未定 |
| ○利用方法 |
| 『ニフティクラウド』のコントロールパネルにログインして利用。 |
| ○利用例 |
| ・IoTデバイスから得たデータをリアルタイムに表示し、傾向や特徴を把握する。 |
(3)「ニフティクラウド スクリプト」| ○機能概要 |
| ・ | サーバーを用意することなく、コントロールパネルからサーバーサイドスクリプトを設置、実行できる。 |
| ○特長 |
| ・「ニフティクラウド タイマー(注4)」と連携して、複雑な処理やバッチなどの定期的な処理を自動で実行可能。 |
| ○利用料金 |
スクリプトの実行回数と処理時間に応じた月額料金。 ・スクリプト実行回数 : 1,000円(税抜)/10,000回/月 ・スクリプト処理時間 : 300円(税抜)/ 1,000秒/月 |
| ○利用方法 |
| 『ニフティクラウド』のコントロールパネルにログインして利用。 |
| ○利用例 |
| ・データベースへの定期的な保存や、日次/月次の課金集計処理。 |
| ・アプリのガチャ機能や懸賞の抽選ロジックの実行。 |
(4)「ニフティクラウド IoTデバイスハブ」| ○機能概要 |
| ・ | IoT化したいデバイスにSDKを組み込みクラウド側で認証することで、各デバイスやデバイスに紐づいた個々のユーザーを管理できる。 |
| ・ | 認識したデバイスからオン/オフ情報や画像データなどのさまざまなデータを収集し、得られたデータをもとにデバイスを制御できる(制御アプリケーションが別途必要)。 |
| ○特長 |
| ・ | デバイスとユーザーの管理機能、各種SDKやAPIなどの豊富なインターフェース、機器がなくてもプロトタイピングできるシミュレーターにより、デバイスのIoT化を総合的にサポート可能。 |
| ○利用料金 |
| ・ | 5台まで | : 無料 |
|
| ・ | 6台以降100台まで | : 300円(税抜)/台/月 |
|
| ・ | 101台以降500台まで | : 200円(税抜)/台/月 |
|
| ・ | 501台以降 | : 100円(税抜)/台/月 |
|
| ※ | 800台でご利用の場合、(0円×5台)+(300円×95台)+(200円×400台)+(100円×300台)=138,500円/月(税抜)。 |
|
| ※ | キャンペーンにより2016年10月度〜11月度の利用料金は無料。 |
|
| ○利用方法 |
| 『ニフティクラウド』のコントロールパネルにログインして利用。 |
| ○利用例 |
| ・IoTデバイスからクラウドにデータを送信し、蓄積する。 |
| ・モバイルアプリケーションからIoTデバイスを操作する。 |
なお、当社は2016年10月26日(水)〜10月28日(金)、幕張メッセにて開催される「第7回クラウドコンピューティングEXPO 秋」に出展します。ブースでは、「ニフティクラウドIoTプラットフォーム」および本サービスの活用事例をデモンストレーションとともに紹介します。
■「第7回クラウドコンピューティングEXPO 秋」出展概要○名称 : 第7回クラウドコンピューティングEXPO 秋
○会期 : 2016年10月26日(水)〜28日(金)10:00〜18:00
※最終日のみ17:00終了
○会場 : 幕張メッセ
○ブース : 4ホール「15-46」
| <「ニフティクラウド Machine Learning」画面イメージ> |
 |
| <「ニフティクラウド Data Visualizer」画面イメージ> |
 |
| <「ニフティクラウド スクリプト」画面イメージ> |
 |
| <「ニフティクラウド IoTデバイスハブ」画面イメージ> |
 |
注1)教師あり学習
機械学習の手法の一つ。あらかじめ正解が分かっているデータ群をもとに、データから未知の正解を予測する方法をコンピューターに学習させる手法。
注2)ビジネスインテリジェンス
業務システムなどから蓄積される膨大なデータを蓄積、分析、加工することで、企業の意思決定に役立てようとする手法。
注3)Webhook
あるサービスで発生したイベントの通知を、HTTPを経由し外部URLで受け取る仕組み。
注4)ニフティクラウド タイマー
あらかじめ指定した時間に任意の処理の自動実行を指示する機能。